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葬儀を執り行うにはまず葬儀社に依頼をしなければなりません。

葬儀業者は大きく分けて葬儀専門業者冠婚葬祭互助会JA(農協)生協(生活協同組合)、自治体の葬儀サービスなどがあります。

葬儀社には大小様々な規模の会社があります。

一概に規模が大きければ安心というわけでもないですし、かと言って小さなところが親切かといえばそういうわけでもありません。

葬儀社は準備から進行、片付けまで葬儀の一切を取り仕切って引き受けているので、まさに葬儀の良し悪しは葬儀社で決まるわけです。

従って葬儀社選びはかなり慎重に行うべきです。

葬儀社の中には専用会館を持っているところとそうでないところがありますので、会館での葬儀を希望する場合は専用会館を所有しているところを選んだ方が良いでしょう。

規模的に1会館だけの小規模で経営しているところもあれば、各地域に何箇所も会館を所有している大きな葬儀社もあります。

冠婚葬祭互助会とは冠婚葬祭で利用できる積立金のシステムです。

各互助会の会社により特典内容も違いますし、掛け金の額も違いますので確認が必要です。

また互助会は全国組織なので、引っ越しなどで住所が変わっても、引っ越し先に互助会の会社があれば権利を移すことが可能です。

互助会会員でなくても葬儀はして頂けますが、会員特典を受けることができません。

互助会システムのある会社で葬儀を希望する場合は、会員に入会する方が絶対お得です。

JA(農協)・生協(生活協同組合)は基本的にはいずれも組合員を対象としたサービスです。

地域によって葬儀会館を所有している独立サービスをおこなっているところもあれば、葬儀会館を持たず葬儀社と提携しているとこもあります。

大手葬儀社のメリットは以下のようなことが考えられます。

・やはり基盤がしっかりしているので安心感がある。

・社員教育もしっかりしている。

・設備が充実している。特に専用会館の設備は最近は競うようにホテルや旅館並みに便利な作りになっているところもある。

・駐車場が完備されていて参列して頂きやすい環境が整っている。

・お客様の多様なニーズに応えれるよう、様々なプランが用意されている。

大手葬儀社のデメリットは以下のようなことが考えられます。

・金額面で高くなる可能性がある。

・従業員が多い分、用件が伝わりにくく柔軟な対応に欠ける場合もある。

地元葬儀社のメリットは以下のようなことが考えられます。

・その地域の習慣や風習をよく知っているので、細かなところまでアドバイスしてもらえる。

・金額が比較的安く設定されている。

・地元の従業員が対応してくれるので話が伝わりやすい。

・アットホームな雰囲気で親身になって話を聞いてもらえる。

地元葬儀社のデメリットは以下のようなことが考えられます。

・金額が安く設定されている分サービスに欠ける場合がある。

・無宗教葬やお別れ会形式などの一般的な宗教儀礼とは違った形のオリジナル的な葬儀を行う場合、経験不足で対応できない場合もある。

・会館が狭かったり、設備的に不十分な場合がある。

葬儀費用は葬儀の規模、親族、会葬者の人数、遺族の考え方によって大きく変わります。

ここ数年、日本消費者協会など様々な調査会社が発表している葬儀費用の金額は全国平均で大体200万円前後のようです。

また香典を受け取る場合は一般的に葬儀費用の三分の一から半分ぐらいは香典でまかなえているようです。

しかし自動車や住宅を購入するにしても何でもそうですが、ランクや規模により全く金額は異なってきます。

もしもに備えて地域の葬儀社に事前相談をし、仮見積りをとるのが望ましいです。

事前相談に行けば、葬儀社さんは優しく丁寧に教えてくれます。

また仮見積りをとることで、何となく葬儀の流れがわかってきます。

・祭壇等の費用

・棺、ドライアイス、骨箱、遺影写真などの小物

・進行などの人件費

・会場費

・返礼品費

・飲食費

・車両費

・供花、供物費
 (基本的には親族や友人などからのお供えになるので遺族の負担はない)

・火葬料金 (各自治体により金額は異なる)

・寺院など宗教者へのお布施、お礼
 (宗旨により異なるが、寺院の場合住職に実際に聞いてみる)

・その他費用
 (葬儀までの間に集まった親族等に出す食事や菓子代など遺族で準備しなければいけなくなるものが意外に出てきます)

近年多くみられるスタイルですが、『家族葬』とは普通の葬儀と一体何が違うのでしょうか。

 ・一般会葬者への対応のわずらわしさをなくし、家族だけで故人を送りたい。

 ・精神的にも体力的にも遺族の負担が少ない。

 ・祭壇等は一般的なもの用いて、参列者を家族、親族だけに限定する。

 ・費用的に安く抑えるために小規模で家族だけで行う。

いずれにしても共通していることは家族、親族だけで故人を見送るということです。

しかし家族葬をするには家族以外の一般の人のことを全く無視するわけにはいきません。

仏式、神式、キリスト教などの宗教者に葬儀を執り行って頂きます。

基本的には故人の宗旨に従いますが、故人のの宗旨が分からない場合は家族の信仰している宗旨で執り行います。

もし家が檀家となっている寺院等があれば、遠方であっても必ず連絡して相談します。

もしかすると来て頂ける場合もありますし、来て頂けない場合でも地域で同じ宗派の寺院を紹介して頂けることもあります。

もし紹介して頂けない場合は葬儀社に相談すれば紹介してくれます。

特定の宗教にとらわれない自由な発想の葬儀スタイルです。

告別の方法も焼香、献花など特に決まった形もありません。

寺院のお経や戒名に疑問を抱いている人が希望することも多いようです。

もちろん寺院はいい加減なことをしているわけではありませんが、無宗教を希望するのであれば本人や家族、親族の希望と同意を得ておくことが重要です。

一言に無宗教葬といっても本人や家族に特別な希望のスタイルがなければ葬儀社が提案する内容になりますので、まさに葬儀社の経験と知識が問われるところになります。

お墓に納骨する代わりに海に散骨するなどして遺骨を自然に還すという儀式です。

葬儀、火葬を行って後日行いますが、お墓の面倒を見てもらえるひとがいなかったり、無宗教などで葬儀をした場合にお墓を購入せず自然葬を利用する方が多いようです。

これは核家族化の進行の問題が大きく影響していると言えます。

またお墓に納骨をして、更に故人の希望などで散骨等をおこなう方もいます。

映画『マディソン群の橋』で「自分が死んだらあの思い出の海に散骨して欲しい・・・」というシーンから世間一般に知られるようになりました。

『密葬』とは年末年始やお盆に亡くなった場合や、故人が社会的地位があり参列者が多数見込まれる場合に、一旦親族だけで行う葬儀を密葬と言います。

密葬後、日時と場所を案内し改めて一般の参列者を招いた『本葬』を行います。

従って本葬は遺体のない骨葬になります。

最近最も利用度の高い葬儀専用の会館は、やはり専用会館ということで宿泊施設などの設備が充実しています。

また駐車場や立地条件など、葬儀を出す家族にも参列者にも便利に利用できるようになっています。

特別な地域のしがらみや本人の遺言等で葬儀場所の指定がなければ、葬儀会館を利用する人が多くなるのも必然でしょう。

自宅で葬儀をする際には、やはり準備、片付け、整理が非常に家族の負担になってきます。

近所の方に手伝って頂くにしても、家の中を見られてしまいますし、気も遣います。

物品の搬入もあるので玄関や部屋の広さによって制限も出てくるでしょう。

駐車場や天候によって待合場所などの問題などもあります。

自治体が運営する公営斎場は市民の為に作られた施設なので料金が比較的安価で設定されていますが、自治体によってそのような施設がある地域とそうでない地域があります。

『市民葬儀』などのプラン設定しているところもあります。

但し、民間の葬儀会館に比べると設備が不十分なところもあります。

ほとんどが火葬場に付設されているので、霊柩車などが必要ないので便利な部分もあります。

本人の宗旨の檀那寺や教会での葬儀を行う場合もあります。

都市部の寺院によっては、専用の貸会場を併設しているところもあります。

特にキリスト教式の場合は教会で行われることが多いです。

また利用料も場所によりますがそれなりにかかってくる場合もあります。

自宅の近所にあり使用料が安価で利用できます。

しかし宿泊等の設備がなく、利用者の責任で準備や片付け、清掃を行わなければいけません。

・臨終
医師による死亡判定のあと、死後の処置(遺体の衛星処置)を行う。
死亡診断書を受け取る。
     ↓ 
・葬儀社、寺院(宗教者)への連絡
病院で亡くなった場合は遺体の搬送も葬儀社にしてもらう。
     ↓ 
・葬儀社との打ち合わせ
遺体搬送後、枕飾り(遺体の枕元にろうそくや線香を置く小さな台)やドライアイスのセットなど必要なものを準備してくれる。
同時に葬儀の日時や内容を相談をし決めていく。
     ↓

医師による死亡判定のあと、死後の処置(遺体の衛星処置)を行う。

死亡診断書を受け取る。

・自宅で亡くなった場合

かかりつけの医師がいる場合はその病院に連絡し死亡の確認をして頂きます。

もしかかりつけの病院がない場合は警察に連絡し、警察医に死亡の確認をして頂きます。

その後、葬儀社に連絡をします。

病院で亡くなった場合は遺体の搬送も葬儀社に依頼します。

・葬儀社へ依頼

死亡が確認されたら葬儀社に連絡します。

365日24時間体制ですので、深夜や早朝であってもまず連絡します。

病院で亡くなった場合は遺体の搬送から請け負ってくれます。

看病で疲れたあげくにこれからの葬儀のことを考えなければなりませんので、遺族にとっては本当に大変な3日間が始まるわけです。

遺体搬送後、枕飾り(遺体の枕元にろうそくや線香を置く小さな台)やドライアイスのセットなど必要なものを準備してくれます。

同時に葬儀の日時や内容を相談をし決めていきます。

とにかくその場でわからない葬儀の内容を次々と決めていかなければならないので、普通は葬儀社さんの勧めるがままになりがちです。

それでもちろん良い場合もありますし、そうでない場合もあります。故人の遺志や遺族の意向をできるだけ伝えることが後悔しない葬儀のポイントです。

まず葬儀社と相談し、葬儀日時を設定します。

死亡届と同時に火葬許可の手続きも行うため、まずは葬儀日時を決めてからになります。

地域によっては予約システムにて火葬の予約をとることもできますが、死亡届は直接役場に出向き手続きします。

葬儀社によって代行して届け出してくれるところもあります。

葬儀の日時、場所、内容が決まれば関係者へ連絡します。

近親者には死亡した時にすぐに連絡しますが、近親者以外には葬儀の日時と場所がきちんと決まってから連絡します。

何も決まっていないまま連絡してしまうと再度連絡しなければならなくなりますので、少しでも労力を使わないようにします。

遺体を清め、思い出の品や衣服と共に棺に納めます。

・納棺

通夜の前に故人を棺に納める納棺をします。

一般的には葬儀社の担当者の説明の元に行います。

仏式の場合、旅支度として故人に死装束の白い着物を着せ替え、あるいは遺体の上からかけます。

弔問者に受付をして頂き、返礼品を渡します。

最近は昼間に参列できない人も多いので夜の通夜に弔問に来て頂ける方が多いようです。

また通夜後は地域により通夜ぶるまいという参列者への食事を出す場合もあります。

それに従い通夜が終わるまでは、なかなか故人との別れをゆっくり惜しんでいる時間はないと思います。

しかしこの日はは故人の体のある最後の夜です。

通夜とは「夜を通して冥福を祈る」という意味があるので、通夜の後は家族水入らずで故人のそばで見守ってさしあげて下さい。

但し、翌日の葬儀もありますのでなるべく交代で体も休めるようにしましょう。

故人と最後の別れをし、喪主が参列者にお礼の挨拶をします。

葬儀では親族の焼香順位を決めることもあります。

その時に誰が先で誰が後かというような親族の関係、順番が問題になる場合もあります。

そうならない為にも長老的な親族に相談し決めた方が良いでしょう。

全てを遺族だけで決めてしまい、後でトラブルになることがないようにしましょう。

また出棺の際に葬儀場から火葬場まで距離がある場合は、誰が火葬場まで行くのかある程度の人数の把握が必要になります。

人数によって火葬場までの車の段取りをします。

火葬場では係りの人に火葬許可証を渡します。

係りの方の指示に従って故人との最後の別れをし火葬を行います。

一番家族にとってつらい瞬間かもしれません。

火葬時間は1時間~1時間30分程で終了となりますが、地域により火葬中は火葬場の待合室で待
機する場合と火葬の間に食事を行う場合があります。

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